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サーモグラフィー
サーモグラフィーといえば、物体から放射される赤外線で温度を可視化するものだが、個人ではなかなか手が出せない高価な装置しかなかった。
それが最近ではなんとか手が届く価格帯のものが幾つか売られている。 例えばFLIR ONEはスマホに接続するタイプで安価ではあるが、Android用ではコネクターの向きや機種との相性の問題があり、またiPhone用ではコネクターの向きは問題無いものの、今後の機種ではコネクターが変わってしまう可能性が大いにある。 それならFLIR ONEで使われているカメラモジュール単体であるFLIR Leptonを、Raspberry Pi等で使うのも面白そうだ。 ネットの情報を調べていたところ、ちょうど良いタイミングでトランジスタ技術12月号に記事が載っていた。この記事ではPi Zeroを使用しているが、入手しやすさからPi A+で代用することに。 早速部品を集め、ラズパイをセットアップし、GPIOとLeptonを接続してサンプルプログラムを実行。 最初は画像が表示されず、赤い四角形が表示されるだけだったが、ネットの情報を探すとサンプルプログラム(raspberrypi_video)ではLeptonのSPIはCS0を使うという事が判明!(トラ技の配線図はCS1になっていた) 接続を直すと見事に動いた!面白い!! このFLIR Leptonは、解像度は80×60ピクセルの4800画素(4千8百万の間違いではなく)というスペックである。しかし、扱う赤外線の波長が長いのと物体の温度を見るので、可視光のような解像度はなくても雰囲気は掴める。 動作検証ができたので、次に小型液晶を接続し単体での運用が可能なように作り上げる。 液晶はaitendoのM028C9325TPという2.8インチのTFT液晶を使う。これがまた曲者で、8bitモードにするにはジャンパを変更するのだが、販売サイトの説明も違っていて液晶を基板からはがしてフレキ上のジャンパを変更する必要があるとか。 なんとか組み上げてトラ技のプログラムを実行してみると、液晶も無事に表示されたのだが、少しノイズが出るようだ。これは液晶の向きを変えようと配線を長めにした事が影響しているようだ。 それよりも、静止画撮影用のボタンを押しても何の反応も無く、画像ファイルも生成されていない…? これはトラ技のソースを良く見ると、撮影用のスイッチを接続したGPIOを読んで処理している形跡が無い! これらを自分で実装し、あとシャットダウンやできればキャリブレーションも可能なように幾つかのスイッチを実装し、ケースに組み込む事ができれば、一応完成させられる見込みである。
by f_s_x
| 2016-12-31 12:00
| 電気・電子
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Comments(2)
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